つなぎ売りで株主優待を獲得なら要チェック!配当落調整額・逆日歩・貸株料のコスト

一般信用売建を利用した「つなぎ売り」なら、株価の下落で損をすることなく株主優待の権利だけをゲットできます。

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今回は、「つなぎ売り」にかかるコストや「つなぎ売り」の注文を出すときに注意しなければいけないことについて、カブドットコム証券を使った場合を例にして紹介します。

一般信用売建を利用した「つなぎ売り」に必要なコスト

一般信用売建を利用した「つなぎ売り」には以下のコストがかかります。

  1. 現物株式の買い手数料
  2. 信用新規売り手数料
  3. 貸株料
  4. ※信用と現物の配当金の差額

たとえば、100株10万円で買える会社Aの株を権利付最終日につなぎ売りし、権利落ち日に品渡で決済した場合に負担する手数料は、カブドットコム証券の場合以下のとおりになります。

現物買い
手数料
信用新規売り
手数料
一般信用
売建(長期)
貸株料
信用と現物の
配当金の差額
合計
97円106円8円考慮せず211円

参考 信用取引ルール(カブドットコム証券公式)

この会社の株主優待が1000円分の商品券だったとすると、10万円の資金を元手にして「1000円ー211円=789円」の利益を得ることになりますね!

つなぎ売りで株主優待をゲットする場合、「負担する手数料<株主優待の価値」になっていないと意味がありませんので、コストのチェックを忘れないようにしましょう。
※「信用と現物の配当金の差額」については考慮しなくて良いの?

現物買いについては税金がひかれた後の配当金(配当金の約80%)を受け取り、信用売りについては配当金の100%を配当落調整額として支払うことになります。これが「信用と現物の配当金の差額」です。

つまり差額分=配当金の約20%を負担することになるんですが、特定口座(源泉徴収あり)で配当金の自動受け取り(株式比例配分方式)を選択している場合には、翌年の1月に負担していた約20%分のお金が還付金として戻ってきます。

つまり、「信用と現物の配当金の差額は翌年1月までの期限付きで一時的に負担するお金」で、あとでちゃんと戻ってくるので結局は損をしているわけではないんです。

一般信用売建を利用した「つなぎ売り」の注意点

「つなぎ売り」は逆日歩がかからない「一般信用」で!

信用取引には「制度信用」と「一般信用」の2種類があります。

 制度信用一般信用
規則管理者証券取引所各証券会社
返済期限6ヶ月各証券会社による
金利・貸株料低め(2%前後)高め(3%前後)
取引可能銘柄証券取引所が指定した銘柄各証券会社が用意した銘柄
逆日歩かかるかからない
「つなぎ売り」自体は制度信用でも一般信用でもできるんですが、「一般信用」の売建を利用して「つなぎ売り」をすることを強くお勧めします。それは、「制度信用」を利用すると、逆日歩(ぎゃくひぶ)という予測不可能なコストがかかってしまうからです。しかもこれが結構高額になることもあるんです。

逆日歩とは、簡単に言えば制度信用取引において、売建の注文をした人が支払う料金のことです。

逆日歩は「1株当たり1日につき●●円」という形で請求されます。そして、かなり厄介なのが「逆日歩がいくらになるのかは、その日の取引時間終了後になるまで分らない」ということです。「制度信用」を利用してつなぎ売りをすると、あらかじめコストを計算することができない、つまり下手をすると優待の価値よりも高いコストを払うリスクを抱えることになります。

逆日歩は取引状況によっては非常に高額になることもあり、制度信用売建を利用してつなぎ売りをしてしまうと、株主優待のメリットを簡単に吹き飛ばすぐらい高額な逆日歩を請求されることもあります。

たとえば、優待が大人気の日本マクドナルドホールディングス(2702)。2014年12月31日の逆日歩は100株、1日あたり18,000円になったことがあります。

優待の内容はバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品お引換券がそれぞれ6枚なので、このときに制度信用売建を利用してつなぎ売りをしていた人は、簡単に言えばバリューセット6個の引換券に18,000円も払ったことになります。

これでは節約どころではなく、逆に損をしたのと同じですよね。

一般信用売建(長期)と一般信用売建(売短)の違い

カブドットコム証券の一般信用売建には、一般信用売建(長期)と一般信用売建(売短)という2種類の注文方法があります。とは言っても、どちらで注文するかを選べるわけではなくて、銘柄によって長期または売短のどちらか一方だけが注文可能になっています。

長期と売短の違いを下の表にまとめました。

 一般信用売建(長期)一般信用売建(売短)
返済期限最大3年最大13日
(売建日の14日目の前営業日)
貸株料1.5%3.9%

「つなぎ売り」を仕掛けるタイミングはいつが良い?

一般信用売建(長期)の場合

返済期限が最大3年ですので、極端な話、思い立ったらいつでもつなぎ売りできます。ただし、長い間「つなぎ売り」のポジションを維持し続けるとそれだけ貸株料などのコストがかかるので、一番理想的なつなぎ売りのタイミングは、一般信用売建の在庫がなくなる少し前になります。

「在庫株数<売建の注文株数」になると、カブドットコム証券では抽選方式で売建ができる人を選ぶことになっているので、確実につなぎ売りをしたいときには在庫に余裕があるうちから「つなぎ売り」をすることになります。

一般信用売建(売短)の場合

だいたいは売短の返済期限が権利付最終日をまたぐようになる最初の日に売建注文を出して、抽選に参加することになります。人気の株主優待を準備している銘柄が売短になっている場合、初日に売り切れてしまうことが多いからです。

2017年2月の株主優待の場合、下のカレンダーのようなスケジュールでした。カレンダーはカブドットコム証券の公式HPで見ることができます。

公式 売短を利用したつなぎ売りのスケジュールカレンダー(カブドットコム証券公式)

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